刑事弁護士が弁護活動に成功した場合、成功報酬が発生します。
この成功報酬は、いくらくらいになるものでしょうか。
刑事事件の場合、民事事件と違って、弁護士の活動が成功した場合の利益が数値化しにくいという特徴があります。
そのため、成功報酬の額については、明確な根拠を持って定めることが難しいのです。
では、実際には、どのように定められているのでしょうか。
最も多いのは、成果ごとに※※円と定めておくことです。
たとえば、不起訴なら※※万円、略式命令で罰金なら▼▼万円、執行猶予なら★★万円といった具体に、成果ごとに報酬額を決めておくのです。
こうすることにより、あなたとしても、「どのくらいの成果なら※※円」と、成功報酬を予測することがしやすくなります。
報酬が予測しやすくなれば、安心して事件を依頼することもできるようになるのです。
このように、刑事弁護士の成功報酬は、成果ごとに報酬額を決めておくという方式によって、予測がつきやすくなっているのです。