[質問]
国選の弁護士に付いてもらった場合、費用はどれくらいかかりますか?
[回答]
刑事事件には大きく分けて起訴前の被疑者段階と起訴後の被告人段階があります。
被疑者段階における国選弁護人の費用は、国費負担となって無料であることがほとんどです。ただし、事情によっては、国から弁護費用の返還を求められる場合もあります。
被告人段階においては、国選の弁護士の報酬、費用は刑事訴訟の訴訟費用となりますので、費用負担は裁判所の判決で決定されます。有罪判決の場合は全部又は一部が被告人の負担となりますが、経済状況等の理由により免除されることがあります。