[質問]
刑事事件の示談をしたいのですが、被害者の連絡先が分かりません。このような場合でも弁護士を付ければ示談を進めることができますか?
[回答]
刑事事件の被害者は加害者に連絡先を知られたくないと考えるのが通常ですから、加害者が警察や検察から被害者の連絡先を聞くことは困難です。
一方、弁護士が示談交渉を代わりに行う場合は、弁護士が加害者に漏らさないと約束することを前提に、被害者が弁護士に限って連絡先の伝達を了承してくれることが少なくありません。そのため、弁護士を付けることで示談交渉を進められる可能性はかなり高まると言えます。