よくある刑事弁護士への相談の例
盗撮の保釈金の相場はどれくらい?
25歳になる息子が、横浜駅で盗撮をしたとして、平成26年3月頭に神奈川県迷惑行為防止条例違反の容疑で戸部警察署に逮捕されてしまいました。
息子は平成24年ころから横浜駅西口のエスカレーターで盗撮を繰り返していたそうです。靴にピンホールカメラをつけて撮影していたそうです。
自宅も家宅捜索を受けましたが、その時に数種類の盗撮用カメラが見つかり、押収されました。息子が使っているパソコンから盗撮の画像が数百点見つかり、「日常的に盗撮を繰り返しており、常習性は根深い。」ということで不起訴・罰金とはならずとうとう先日、起訴されてしまいました。
就職活動がうまくいかず、引きこもりがちになってしまった息子がやるせなさを感じてこのようなことをしてしまったのではないか、と考えております。親として気付いてやれなかった情けなさでいっぱいですが、今後は息子の話をしっかり聞いてあげてしっかり更生して社会復帰できるよう一緒に考えていきたいと思っています。
こんなことをしておいて勝手かもしれませんが、息子は逮捕されてから自分がしたことの重大さに気づき、「被害者の人々に深く恐怖感を抱かせてしまい、取り返しの付かないことをしてしまった」ととても反省しています。
もう20日以上も勾留されていていますし、なんとか外にだしてやりたいです。
保釈金を払えば外に出してあげることができると聞いたのですが、どのようにしたらいいのかわかりません。そもそも、保釈金はいくらくらい払うものなのでしょうか?
刑事弁護士からの一行回答
保釈金の相場は、一般的に150万円から200万円程度です。本件の保釈金もその範囲内でおさまるものと思われます。本件では、裁判で素直に罪を認めれば執行猶予付きの判決が見込まれるため、逃亡のおそれも小さく、最終的な判断は証拠関係次第ですが、比較的簡単に保釈が認められるケースと言えます。
刑事弁護士に保釈金に関して相談すれば、「保釈金に相場はあるの?」「保釈金の金額の決まり方は?」「盗撮事件の保釈金の特徴は?」「保釈金が納付された後の手続きは?」「保釈金はどこに納付して、どこから返却されるの?」といった保釈金に関する疑問を解消することができます。