よくある刑事弁護士への相談の例
暴行の保釈金の相場はどれくらい?
主人が暴行の容疑で逮捕・起訴されてしまいました。酔っ払いの喧嘩がこんなに大事になるなんてショックです。主人から聞いた話を聞いてください。
主人いわく、事件当日は「会社の歓送迎会がありかなりお酒を飲んだ。フワフワした気分で帰宅途中、JRから京王線に乗りかえるために歩いていた新宿駅構内で、酔っ払っていたおじさんとぶつかり口論となった。相手は目を合わせずにぼそぼそとおそらく文句を言い続けていたので、イライラした私は『何言ってるか分かんねーよ』と怒鳴った。それでも相手はブツブツと文句を言い続けていたので、ムカっときた私はつい相手の胸ぐらをつかみ突き飛ばしてしまった。相手は床に転がった。
騒ぎを聞きつけた駅巡回中の警察官がやってきて新宿警察署に連れていかれた。やったことについては、逮捕当初はずっと嘘をついて認めていなかったが、勾留が延長されてからはすべて認めて、調書にも素直にサインをしている。」ということです。
主人は過去に何度も暴行や傷害で罰金刑を受けたことがあるため、今回の事件は先日起訴されてしまいました。もう20日以上も勾留されていて、勤めていた会社も解雇されてしまいました。
面会に行くたびにげっそりしていく主人を見るのが辛くてたまりません。私たちは夫婦二人で生活していますので、主人が勾留されている間、私は家に一人ぼっちです。はやく主人に家に帰ってきてほしいと願っています。
そこで保釈についてお伺いしたいのですが、保釈をしてもらう場合には保釈金を納めなくてはならないのですよね。いったいいくらくらいお支払するものなのでしょうか。どうか教えてください。
刑事弁護士からの一行回答
保釈金の相場は一般的に150万円から200万円程度と言われています。本件は、裁判で執行猶予が見込まれる単発の暴行事件であることから、保釈金は150万円前後になると思われます。
刑事弁護士に相談すれば、ご相談者の暴行事件に関して、「暴行事件の保釈金の相場額は?」「暴行事件の保釈金の最高額は?また最低額は?」「保釈保証金はいつ返ってくる?返ってくるまでの時間は?」「保釈金は立て替えてもらうことはできる?その場合の費用は?」といった疑問を解消することができます。