よくある刑事弁護士への相談の例
傷害罪の保釈金の相場はどれくらい?
私は現在32歳、IT系企業でプログラマーとして働いています。先日傷害事件を起こしてしまった件で相談したいです。
いつもは通勤ラッシュを避けて通勤しているのですが1か月前に会社で朝一の会議があったので、仕方なく通勤ラッシュの時間に電車に乗りました。京浜東北線上り電車を利用しているのですが、その日も身動きができないくらい混んでいました。
川崎駅で乗り込んできて後ろに立っている人がマンガを読みはじめて、私の後頭部に本の角をガンガン当ててきたので「やめてください。」と言いました。相手は20代前半くらいの男でスモークグレーの髪にピアスを両耳にたくさんつけたチンピラのような見た目をしていました。それにもかかわらず何度も当ててくるので、我慢ができなくなり先ほどよりも強い口調で「やめろって言ってんだろ。」と言ったところ相手が逆切れしてきて口論になりました。
喧嘩っ早い方ではないつもりですが、学生時代ラグビーをやっていて体格もいいので相手に萎縮するということもありません。もともと人込みが苦手なこともありその日はとてもイライラしていました。
大森駅でもみ合いながら電車を下りて、ホームで取っ組み合いの喧嘩になりました。相手に掴まれた肩を振りほどくために、相手の顔面を数発殴ったところ、相手の鼻の骨や歯を折るなど全治1か月程度の傷を負わせてしまいました。
勾留されて20日が経過し、起訴されたところで保釈の請求をしてもらい、保釈金150万円を払って家に帰ることができました。
保釈金の相場とはこれくらいなのでしょうか?
刑事弁護士からの一行回答
保釈金の相場は、一般的に、150万円から200万円の間と言われています。
本件のように、単発の傷害事件で公判請求された場合において、保釈金が150万円と設定されるケースはよくあります。裁判が終わった後に保釈金の返却を受けるためには、保釈決定時に定められた条件を順守して生活しておく必要があります。
刑事弁護士に相談すれば、保釈金に関する「傷害罪の保釈金はいくらくらい?」「傷害罪の保釈金の相場は?」「傷害罪の保釈金の最高額は?」「保釈金と保釈保証金の関係は?」「保釈金はいつ返ってくる?」といった疑問を解消することができます。