よくある刑事弁護士への相談の例
息子が難波駅の盗撮で南署に逮捕された。
私の息子が会社からの帰宅途中に盗撮をしたようで、昨日の夜南警察署に逮捕されてしまいました。
息子は難波駅近くの広告代理店に勤める会社員なのですが、通勤には難波電鉄の高野線を利用していて、仕事が忙しく会社をでるのが23時半をすぎると終電がないので、そのときは会社近くのカプセルホテルに泊まるため外泊したとしてもあまり気にしていません。ただ、泊まってくるときは必ず息子から「今日は帰らない」等メールが届くのですが、昨日はその連絡もなかったのでよっぽど仕事が忙しかったのかなと思っていました。
しかし、今朝になっても息子から何の連絡もないので心配していたところ、息子に呼ばれ面会をしたという当番弁護士から連絡があり、「帰宅途中に難波駅のエスカレーターで持っていたスマートフォンを使い女性のスカート内を盗撮して、南警察署に逮捕され、今は留置場にいます。」との連絡を受けました。
息子は電話をくれた当番弁護士には弁護の依頼をしなかったそうで、それ以外の情報は何も聞いていません。できればもう少し詳しい状況を知りたいです。
また、息子の仕事についてなのですが、今日がたまたま有給をとっていたため会社には逮捕の事実は知られていません。明日、出社しなかった場合、不審に思われると思います。病気ということにするのが一番妥当だと思いますが、3日以上休むと会社から診断書の提出を求められると思いますので、そうなると病気ではないとすぐにわかってしまいます。
会社へは何と報告したほうがいいのか悩んでいます。私の判断では決められません。
どうしたらいいでしょうか?
刑事弁護士からの一行回答
本件では、刑事弁護士を立てて対応すれば、ご子息と面会した弁護士を通じて、ご子息の状況や事件の現状を知ることができます。また、今後の示談交渉や、会社への対応など、刑事事件に関することはすべて一任することができます。
私たちの事務所の初回接見の制度(弁護士を警察署に派遣するサービス)を使えば、事件を依頼した場合と比べて安い値段で、会社への報告方法につき、ご子息と意思疎通を図ることができます。弁護士からの報告もスピーディーです。
盗撮初犯のケースでは、被害者の女性と示談が成立すれば、事件は不起訴処分で終了します。不起訴処分になれば、逮捕された場合でも前科が付きません。
刑事弁護士との個別相談を受ければ、ご相談者の盗撮事件に関して、「盗撮罪で罰金になってしまった場合は前科が付くの?前歴にはなるの?」「盗撮罪で前科が付くと、会社は懲戒解雇されるの?懲戒免職との違いは?」といった疑問を解消することができます。