よくある刑事弁護士への相談の例
夫が西船橋駅の盗撮で船橋署に逮捕された。
会社員の夫が、盗撮事件を起こして警察に逮捕され、今も、船橋警察署に留め置かれています。
詳しいことまではよくわかりませんが、船橋署の刑事さんからさきほど連絡があり、「電車内で女子高生のスカート内を盗撮していた人を捕まえたと西船橋駅の駅員から連絡をうけたため、ご主人さんを逮捕しました。まだ、ご主人さんを取調べる必要があるため、最低でも2、3日は帰れないので着替えを持ってきてください。」と言われました。
私たちの自宅は千葉県の松戸市東松戸で、夫は通勤にJR武蔵野線を利用して東松戸駅から東京駅までを乗車しています。その通勤中の電車内で盗撮をしたのだと思います。
実は、夫は7年前くらいにも一度痴漢行為で警察のお世話になったことがあります。その時は、逮捕はされず、私が身元引受人となり帰宅できました。被害者の方とも示談ができたため、夫は不起訴となりました。
私は前回の事件の時に、「二度とこんなことはしないでほしい」旨をきつく言っていましたが、また同じことを繰り返してしまいました。今回2回目ですからきっと罪も重くなるのではないかと思います。インターネット上で「性犯罪の場合の再犯率は高い」などの記事を目にしたことがありますが、夫もあれだけ言っていたのに同じことを繰り返したということは病気なのではないかと思っています。
ただ、夫は、現在、会社内で大きな仕事の責任者を任させています。一日も早く釈放していただきたいのですが、弁護士にお願いすればなんとかなりますか?
刑事弁護士からの一行回答
本件では、刑事弁護士を立てて対応すれば、一日でも早い留置場からの釈放を目指した弁護活動を受けることができます。したがって、ご相談者のように、一日でも早い釈放をご希望の方は、刑事弁護士を立てて対応するのがベストです。
刑事弁護士を立てれば、「勾留が決定されないようにするための活動」「一度決定された勾留をくつがえすための活動」「早期に示談を締結して勾留の取り消しを請求する活動」を受けることができます。
また、本件では7年前に痴漢で検挙された前歴があるということですが、このようなケースでも、被害者と示談が成立すれば、不起訴処分なることが予想されます。
不起訴処分で終われば、ご主人に盗撮の前科は付きません。前科が付かなければ、その後の社会復帰、職場への復帰もスムーズです。