よくある刑事弁護士への相談の例
夫が天王寺駅の盗撮で天王寺署に逮捕された。
会社員の夫が、JR関西本線の天王寺駅で、盗撮をしたという容疑をかけられて天王寺警察に逮捕されました。
今朝、会社の上司から「ご主人さんがまだ出社されません。何かありましたか?」という電話がありました。私は、それを聞いてびっくりして「夫は今朝、いつも通り自宅を出ました。事故か何かに巻き込まれたのかもしれません。夫に連絡してみます。」と言って電話を切りました。
夫は通勤にJR関西本線を利用していて、自宅から自転車で最寄り駅の高井田駅まで行き、そこから会社の最寄り駅の天王寺駅までの区間が電車です。
電話を切ったあとすぐに夫の携帯に電話をしましたが、電源が入っていない状態でした。私は、不安になり最寄りの警察署に電話をして事件や事故などがなかったか調べてもらった結果、夫が盗撮をして天王寺署に逮捕されたということが判明しました。
警察に状況を詳しく教えてほしいとお願いしましたが、逮捕されたこと以外一切教えてくれませんでした。しかも、「夫に面会させてほしい」と言ったところ、「2~3日は会えない。弁護士さんに相談してください。」と言われました。
夫の仕事は不動産会社の営業で、今の会社にはもう10年以上勤めています。私と夫の間には2歳になる息子もいて、夫もすごく息子を可愛がってくれています。そんな夫が絶対盗撮などするはずがありません。きっと何かの間違いだと思います。
夫が一日も早く釈放されるようにしてほしいのですが、状況も何もわからずどうしていいのかわかりません。どうすればよいでしょうか?
刑事弁護士からの一行回答
本件では、刑事弁護士を選任すれば、ご主人の釈放に向けた弁護活動を受けることができます。また、仮に盗撮をしていた場合でも、その後の示談交渉をすべて一任することができます。
本件のように、警察から「事件の内容は教えられない」「数日は面会ができない」と言われてしまった場合は、当事務所の初回接見制度(弁護士を警察署に派遣する制度)を利用するのが便利です。ご主人と面会した刑事弁護士を通して、ご主人の言い分や状況を知ることができます。
また、刑事弁護士に事件を相談すれば、ご相談者の盗撮事件に関して、「盗撮の手口で罪の重さに違いはでるの?」「盗撮の常習性が認められれば刑罰は重たくなるの?」「ハードディスクに盗撮動画を保存している等、盗撮の余罪がたくさんある場合はどうしたらよいの?」といった疑問を解消することができます。