よくある刑事弁護士への相談の例
私は京都駅の盗撮で下京署に逮捕された。
私が先日、盗撮の現行犯で逮捕されました。その件で、弁護士さんに相談をさせてもらいたいと思っています。
私は京都駅近くのホテルで勤務していて、勤務はシフト制です。その日は前日の夕方から朝方までの勤務で仕事が終わったのがちょうど朝7時半くらいでした。京都駅についたのは通勤でラッシュとなる8時前くらいだったと思います。
京都駅には多くのエスカレーターや階段があり、以前も短い丈のスカートの女子高校生が階段を上がっていく際に、下着が見えたことがありました。最近、私は携帯電話を機種変更したばかりで、この混雑なら女子高生やOLのスカート内が見える瞬間をもしかしたら携帯のカメラ機能で撮影できるかもしれないと思っていました。
事件当日ですが、私は、盗撮しやすそうな場所を探し、駅の改札を出た先にある階段に決め、そこで待機していました。すると、ちょうどその階段を女子高生が上っていたので、すかさず撮影モードにしていた携帯で撮影したところ、その様子を警察官に見られており私はその場で現行犯逮捕されました。
逮捕された後は、京都駅近くの下京署に連行され2日間に渡る取調べをうけ、上申書を作成したり、署内で犯行再現写真を撮られたりしました。それから、検察庁にも行きました。検察庁に行った翌日に私は釈放されましたが、警察からはまた呼ぶのでそれまで待っておくように言われました。
私はどのような処分を受けることになるのでしょうか。
できれば前科はつけたくないので、被害女性との示談交渉をお願いしたいと考えています。
刑事弁護士からの一行回答
本件では、刑事弁護士を選任すれば、ご相談者に前科が付かないように、最善の弁護活動を受けることができます。被害者との示談交渉や、警察・検察との折衝についても、すべて刑事弁護士に一任することができます。
つまり、本件のように、「前科を付けたくない」「被害女性と示談をしたい」といった事情がある場合は、できるだけ早い段階で、刑事弁護士を立てて対応するのがベストです。刑事弁護士を立てれば、示談交渉に先立ち、捜査機関から被害者の連絡先を入手することができます(通常は、検事が被害者に連絡を取って、弁護士に限って連絡先を教えてもよいか打診してくれます)。
初犯の盗撮であれば、被害者と示談が成立すれば、事件は不起訴処分で終わり、ご相談者に前科は付きません。