よくある刑事弁護士への相談の例
夫が神戸三宮駅の盗撮で生田署に検挙された。
夫が盗撮をして警察に捕まるという信じられない事件を起こしてしまった件で、相談させてもらいたいです。
私と夫の間には3歳の娘と1歳の息子がいて、私たち家族は阪急電鉄阪急神戸線の神戸三宮駅からひとつ先の春日野道近くの分譲マンションに住んでいます。夫は製薬会社に勤めており、薬品の研究をしています。
夫は仕事が休みだった先週の土曜日に、仕事で必要な資料があるので本屋と図書館を回ってくると言って、車で朝出かけて行きました。夕方になっても帰ってこないので、携帯に電話をしましたがでませんでした。
あまりにも遅いと思いながら待っていたところ、夫が夜遅くに生田署の刑事と言われる方と一緒に帰宅しました。私は、とても驚き「夫に何かあったのでしょうか?」と尋ねると、「詳しい話はご主人さんからきいてください。今から自宅を捜索させていただきます。」と言われ、自宅にあったパソコンやHDDといったものすべてが押収されました。
刑事さんたちが帰った後、夫に事情を聞いたところ夫の口から出たのは信じられない一言でした。なんと夫は神戸三宮駅構内で盗撮をして、警察で取調べをうけたと言うのです。しかも今回が初めてではなく、私が息子の出産のために大阪の実家に戻っていた1年程前から盗撮をはじめ、私が自宅に戻ってからもやめられず常習的に盗撮をしていたらしいのです。更に、私の知らないところで小型カメラなども購入しており、盗撮した画像は自宅のパソコンに保存していたと言うのです。
私は子育てに追われ、夫がそんなことをしていたとは全然知りませんでした。本当に夫のしたことは許せませんし離婚も考えましたが、まだ子供も小さいですし子供の将来を考えると父親は必要なのかなとも思い、なんとか夫に前科がつかないようにしたいと思っています。
刑事弁護士からの一行回答
本件では、刑事弁護士を選任すれば、ご主人に前科がつかないようにするための弁護活動を受けることができます。被害者との示談交渉や、捜査機関との交渉も、すべて刑事弁護士に一任することができ、安心です。
本件のように「なんとか夫に前科がつかないようにしたい」といった事情がある場合は、刑事弁護士を立てて被害者対応を尽くすのがベストです。初犯の盗撮事件であれば、被害者と示談が成立すれば、通常前科は付きません。
盗撮事件はそのまま放置すれば罰金刑になってしまうのが一般的であるため、前科が付かない結果を希望する場合は、早めに弁護士を探して対応する必要があります。