よくある刑事弁護士への相談の例
私は有楽町駅の盗撮で丸の内署に検挙された。
私は神奈川県の川崎市で、妻と小学1年生の息子の家族3人住んでいます。私は一級建築士の資格を有しており、3年前に自分で設計事務所を立ち上げました。小さい会社ですが従業員も5人います。
実は、お恥ずかしい話なのですが、私は2週間前に盗撮をしてしまい、そのことでご相談したいことがあります。
その日は、仕事で有楽町にある取引先を訪れていました。打合せが終わったのが、ちょうど17時過ぎでした。自宅に帰る前に少しお酒を飲みたくなり、有楽町駅から歩いて5分くらいの居酒屋で焼き鳥と簡単なつまみを頼み、ビールをジョッキで2杯、熱燗を2合ほど飲んだ後、自宅へ帰るために駅へ向かいました。
私は、元々それほどお酒は強くありませんが、その日は取引先との打ち合わせもうまくいったこともあり、ついついいつも以上に飲んでしまったのです。
駅にはちょうど会社帰りOL風の女性や女子大生くらいの若い女性がたくさんいました。そして、私が川崎方面行きの電車に乗るためにエスカレーターに乗ろうとした時、私の前には素足に超ミニのスカートをはいた20代前半の女性がいました。私はお酒が入っていたこともあり、その女性のスカート内を盗撮してみたいという気持ちがおさえきれなくなりました。
もし、気付かれたら携帯を間違って操作したと言えば何とかなるだろうと、軽い気持ちで手に持っていたスマートフォンでその女性のスカート内を盗撮しました。さりげなく撮ったつもりでしたが、私の後ろにいた男性が一部始終を見ており、結局私は警察署で取調べをうけました。警察署では盗撮の事実を認め、その日のうちに帰宅することができました。
今、私が相談したいのは、このままいけば、私は建築士の資格を失ってしまうのではないかということです。もし、資格を失えば今の会社をたたまなければなりません。家族はもちろん、従業員にまで迷惑をかけることになるので、それだけは避けたいと思っています。
また、インターネットの風評被害が怖いので、盗撮の前科が付くこともできれば避けたいです。
刑事弁護士からの一行回答
本件では、刑事弁護士を選任すれば、ご相談者に有利な弁護活動を受けることができます。また、建築士の資格の対応や、被害者との示談交渉も、すべて刑事弁護士に一任することができます。
つまり、本件のように「仕事を続けたいので何とかしたい」「前科の風評被害が怖い」「できれば前科を付けたくない」といった事情がある場合は、できるだけ早い段階で、刑事弁護士を立てて対応するのがベストです。
刑事弁護士を立てれば、捜査機関から被害者の連絡先を入手し、示談交渉を進めることも容易です。「盗撮犯人とは会いたくないが、弁護士であれば会ってもよい」という被害者の方は、何気に多いです。
また、刑事弁護士を立てれば、担当の弁護士に、気軽に、「盗撮事件の捜査の流れはこの後どうなる?」「盗撮事件で示談が成立しなかった場合の刑罰の見込みは?」「盗撮事件の前科がバレないようにするためには?」といった疑問を質問することができます。