よくある刑事弁護士への相談の例
息子が元彼女に猥褻して城東署に逮捕された。
会社員をしている25歳の息子が、3日前、強制わいせつ罪で城東警察署に逮捕されてしまいました。
本日息子と面会することができ、ようやく事件について確認することができました。息子はやつれた顔で、「お母さん、ごめん。まさかこんなことになるなんて。」と涙声で謝ってくれました。
事件の内容としては、昨年夏に別れた元彼女と半年ぶりに再会してお酒でも飲もうかということになり、住吉駅付近の居酒屋で2人でお酒を飲んだそうです。ほろ酔い気分でお開きとなりましたが、別れ難かった息子は「もう少し話したい。」と言って近くの公園のベンチで話をしたそうです。
元彼女の浮気が原因で別れたので、息子としてはまだ未練があるようでした。お酒が入っていたこともあり、息子は元彼女に抱き着いて復縁を迫り、無理やりキスをして服の中に手を入れて体を触ったと聞いています。元彼女が悲鳴を上げ、たまたま近くをパトロール中だった警察官がその悲鳴を聞いて駆け付けたそうです。そして、元彼女がその警察官に助けを求めたため、息子はその場で逮捕されてしまいました。
元彼女の女性に対しては、母親として申し訳ない気持ちでいっぱいです。しかし、逮捕というのはテレビドラマでの出来事のように感じていましたので、いざ自分たちの身に起こっても慌てふためくだけで、何をしていいやら途方に暮れている次第です。
こういった事件を起こしてしまった場合は弁護士さんにお願いしたほうがいいものなのでしょうか。弁護士さんにお願いしたら何をしてもらえますか。
刑事弁護士からの一行回答
本件では、刑事弁護士を立てて事件に対応すれば、「ご子息を留置場から出すための活動」「被害者の女性と示談をしてご子息に前科が付かないようにするための活動」を受けることができます。
強制わいせつ罪で刑事裁判になれば、検察官から懲役刑を求刑されます。仮に、最終的に判決で執行猶予がついたとしても、「強制わいせつ罪で懲役刑の有罪判決を受けた」という前科が残ってしまいます。
刑事弁護士との法律相談では、ご子息の強制わいせつ事件に関して、「強制わいせつの前科が付いた場合のデメリットは?結婚や就職に不利益か?」「強制わいせつ罪で逮捕された場合は、いつ保釈される?」といった疑問を解消することができます。