よくある刑事弁護士への相談の例
夫が会社の部下に猥褻して葛飾署に検挙された。
先日、夫が強制わいせつの容疑で、警察から事情聴取を受けました。どうしていいかわからないのでアドバイスをいただけますでしょうか。
私の夫は京成線の青砥駅近くの会社で、営業部の部長をしております。先月、営業部の送別会がありました。体育会系の部署ですので、毎回のことながら夫はかなりお酒を飲んでいました。一次会がお開きとなり、カラオケボックスで二次会となりました。何人かは帰りましたが、10人くらいは残っていたそうです。
1時間くらい経過したころでしょうか。部署を異動になる30歳くらいの女性がカラオケの合間に「部長には本当にお世話になりました。」と話しかけながら隣に座ってきたので、しばらく2人で思い出話をしていました。
その時にどうやら調子に乗って彼女の太ももを、かなりきわどい所まで撫でまわしていたようなのです。彼女はミニスカートをはいていたので、腿を直接触っていたそうです。その時は嫌がる素振りもなかったと言っていたので、しばらく触っていたのではないでしょうか。午前5時になり、始発も動き出した頃送別会はお開きとなりました。
しかしながら彼女はかなり不快に思っていたらしく後日、警察に被害届をだしたそうです。1週間がたった頃、いきなり葛飾警察署から夫の携帯に電話がかかってきました。そして昨日、警察署に行って事情聴取を受けてきたそうです。
主人から話を聞いて私もショックを受けている状態です。まだ会社には発覚していないようですが、今後どうなってしまうのか不安で仕方がありません。子供たちもまだ中学生・高校生ですし家のローンも残っているのです。
なんとか穏便に済ませたいと思うのですがどうしたらいいのでしょうか?
刑事弁護士からの一行回答
本件のように、強制わいせつの男女トラブルを「穏便に済ませたい」場合は、刑事弁護士を立てて、被害者と示談をするのがベストです。
また、被害者と示談を成立させれば、将来的に民事で損害賠償の請求を受けることもありません。刑事事件としても民事事件としても一挙に解決できる、という点に大きなメリットがあります。
刑事弁護士との個別相談を受ければ、強制わいせつ事件に関して、「強制わいせつ罪の刑罰の重さは?」「示談が成立しなかった強制わいせつ事件はどうなるの?」「初犯の強制わいせつ事件で実刑になることはある?」といった疑問を解消することができます。