よくある刑事弁護士への相談の例
私は電車で性器を露出し福生署に検挙された。
先週、JR青梅線の上り電車に乗っているときに、公然わいせつの問題を起こしてしまいました。午後10時くらいだったと思います。電車は少し混んでいるかなというくらいで、人と人がぶつからない程度の乗車率だったと思います。
私は車両連結部付近に立っていたのですが、彼氏が私の体を触ってきたので、私も彼氏の体を触り返したりしていたのです。そのうち、興奮した彼氏がズボンから性器を出してきたので、私も調子にのってそれを手でしごいていました。時間にすると3分くらいはやっていたと思います。
他の乗客には背を向けていたので見えないと思っていたのですが、突然、中年男性が私の腕を掴み「この変態が。」といって、ちょうど停まった福生駅の駅員に私を突き出しました。福生署に連れていかれ取調べを受けました。公然わいせつにあたるそうです。なんてことをしてしまったのかと目の前が真っ暗になりました。
翌朝、母親が迎えにきて家に帰ってくることができました。「あんた、なんてバカなことをしたの。」と母親を泣かせてしまい、情けなくて私も泣いてしまいました。警察へはまた呼び出されて出頭しなくてはならないそうです。今後を考えると不安で仕方がありません。
今のところ会社には発覚していませんが、発覚したらクビになってしまうかもしれません。私は現在27歳ですが、3か月前に転職して2年ぶりに働き始めたところでしたので会社をクビになってしまうと次の就職先を見つけるのも難しいと思います。
なんとか穏便に終わらせたいのですがどのように動けばいいのかわからず途方に暮れております。こういった場合は何をしたらいいのでしょうか?
刑事弁護士からの一行回答
本件では、刑事弁護士に事件を相談すれば、公然わいせつ罪で警察に検挙された場合の対応策について聞くことができます。
公然わいせつの罪で検挙されても、その後の対応の仕方次第では、検察官から不起訴処分を得て、前科が付かない状態を作り出すことができます。検察官は、ご相談者の性格、年齢や境遇、事件の軽重、情状、それに犯罪後の情況を総合的に検討して、事件を起訴するかどうか決めます。
刑事弁護士を立てれば、これらの点につき、ご相談者に有利に作用する事情を集め、担当の検察官に提出することができます。
また、刑事弁護士との個別相談を受けることで、「公然わいせつ罪の最近の動向」「公然わいせつ罪の成立状況、刑罰の重さ」「公然わいせつ罪の不起訴になるパターン」などに関して、最新情報を知ることができます。