よくある刑事弁護士への相談の例
ナンパ相手に対する強姦の容疑を示談で解決したい。
先日、渋谷でナンパした女性から、強姦罪で警察に被害届を出されてしまいました。その件で相談させてください。
この間道玄坂で、深夜1時半くらいに20代後半くらいの、ツイードのジャケットにミニスカートを履いたOLさんが反対方向から歩いてきました。かなり好みのタイプだったので、「あれー。どこでしたっけ、会ってますよね。」と声をかけたところ「えー。そうでしたっけ。」と乗ってきてくれたので、「終電ないんでしょ。」と言ってカラオケボックスに誘いました。
彼女もかなり酔っている感じでガードが緩くなっていると思いました。最初は手を握ったりくらいの軽い接触をしていたのですが、その内、抱き着いたり、軽くキスをしたりとエスカレートさせていきました。すると、彼女は「そういうのは嫌。」と離れてしまいました。
しかし、私としてはカラオケボックスに連れ込んだ時点でやる気満々でしたので、「深夜のカラオケボックスなんてそういうところでしょ。」と無理やり抱きつきました。そして、嫌がる彼女をソファに押し倒し、下着だけ脱がせて性交しました。彼女は暴れましたが酔っているせいもあってか力も弱く、簡単に抑え込むことができました。行為後はしらけてしまって金も払わず先に帰ってしまいました。
その後1週間くらいたって渋谷警察署から電話がきました。「強姦の被害届が出ているので話を聞かせてください。」というのです。ナンパの際に名刺を渡してしまったことが裏目に出てしまいました。名刺を出して彼女が被害届を出したのでしょう。
とにかくこれ以上コトが大きくなって、会社に発覚するのが一番困ります。どうにかして示談で解決したいので助けてもらえないでしょうか。
刑事弁護士からの一行回答
強姦に関する性的トラブルを起こしてしまい「警察沙汰になって会社に発覚するのが困る」という場合は、刑事弁護士を立てて示談を進めるのがベストです。刑事弁護士であれば、捜査機関から相手方の連絡先を入手することができます(性犯罪の場合は、加害者本人は相手方の連絡先を入手できません。報復や二次被害のおそれがあるからです)。
刑事弁護士との個別相談では、「ご相談者の強姦トラブルの今後の見込み」「捜査の流れ」「示談による解決の見込み」「具体的かつ有効な示談書の書き方」「おおよその示談金の相場」などについて知ることができます。