よくある刑事弁護士への相談の例
会社の同僚女性に対する強姦の容疑を示談で解決したい。
私は営業職の会社員です。35歳で、既婚者です。会社の女性社員から強姦の被害届を出された件で、相談させてください。
先週末、総務にいる24歳の女の子にお礼状の作成を手伝ってもらったので、お礼をしたいと食事に誘いました。お互いに面識はありましたが、個人的に会ったのはその日が初めてです。食事をしていい雰囲気になって、車で送っていくことになりました。
彼女の家の近くにある人気のない路上で車を止めて、二人で後部座席に移動してキスしました。抱き着いて体を撫でなでると、「ちょっと、止めてください。そんな気はありません。」と体を引き剥がされました。キスしてもOKだったくせにと、少しムッとして強めに抱きしめました。「やめて」と言われたのですが、我慢ができなくなってしまい、そのまま性交してしまいました。
行為後、彼女は震えていました。興奮が冷めたこともあり、とたんに罪悪感が生まれました。「ごめん」と謝りましたが彼女は何も言わずドアを開けて出ていきました。その後、彼女はメール・電話とも出てくれませんし、個人のアドレスに送ったところアドレスを変更しているようで、不達メールが返ってきてしまいました。
1週間くらいして警察から「強姦の被害届が出ているので話を聞きたい。」と呼び出しを受けました。
彼女は本社勤務なので営業所勤務の私とは勤務先が違うため、まだ直接会えずにいます。彼女とは今後も仕事上での付き合いがありますし、今では彼女に心から謝りたいと思っています。
とにかく彼女と話をして穏便に解決したいのですが、こういった場合はどのようにしたらいいのでしょうか。
刑事弁護士からの一行回答
ご相談者のように「彼女と話をして穏便に解決したい」という場合は、刑事弁護士を立てて示談を進めるのがベストです。
強姦や強姦に準じた男女トラブルにおいては、警察は、基本的に女性側の言い分に基いて捜査を進めます。男性側が「あれは強姦とまではいえない」と主張しても、なかなか受け入れられないケースも多いです。そのため、女性との示談で解決するのであれば、示談で解決してしまうのがもっとも穏便です。
刑事弁護士との法律相談では、「強姦の示談をすればどうなる?」「強姦の示談金はいくらくらい?」「強姦の示談書はどう書く?」「強姦の示談と弁護活動の関係は?」「強姦の示談交渉人とは?」などの疑問を解消することができます。