よくある刑事弁護士への相談の例
ナンパした女性に対する強姦の容疑を示談で解決したい。
先月の話になりますが、居酒屋でナンパした女性と無理やり関係を持ってしまいました。どうしたらいいか分からず困っています。
先月中旬の水曜日、午後8時くらいに新橋の居酒屋で一人酒を飲んでいて、同じくカウンターに一人で座っていた30歳くらいの女性に声を掛けました。日本酒が好きだというので、日本酒がたくさん飲めるいい店を知っていると誘い一緒に有楽町の小料理屋で飲みました。
プライベートの名刺を渡して連絡先を聞こうとしましたが、「その場限りの出会いだから楽しいのよ。」と言って連絡先は教えてくれませんでした。日本酒の話をしながら、個室で90分くらい飲んでいたと思います。「おいしいお店教えてくれてありがとう。」店を出ると彼女はそう言って帰ろうとしました。別れ難かった私は「まだ別れたくないんだ。どこかに行かないか。」と言いましたが。「終電あるし。」とそっけなく振られてしまいました。
飲んでいるときはいい感じだったのに、軽くあしらわれた私はかっとなって路地裏に彼女を連れ込みました。嫌がる彼女を押さえつけてキスをしました。「ちょっと、止めてよ」と抵抗されましたが、カッとなってしまい、そのまま性行為をしてしまいました。行為後、だんだん落ち着いてきた私は怖くなって逃げ出しました。
その後、女性の知り合いを名乗る男から電話が掛かってきて「誠意を見せろ。さもなければ警察に訴えるからな。」と言われました。その後何度か電話が掛かってきていますが、怖くて出られずにいます。
今では本当に申し訳ないことをしたと思っています。私はどうしたらいいのでしょうか。
刑事弁護士からの一行回答
本件の強姦トラブルは、警察が介入する可能性がある刑事事件です。トラブルの穏便な解決のためには、刑事事件に強い弁護士を立てて対応するのがベストです。
刑事弁護士を立てれば、警察対応だけでなく、相手方女性の知人と思われる男性からの対応や、ガラの悪い男友達との対応もすべて一任することができます。相手方の男性も、弁護士が間に入れば、無茶なことはできません。示談交渉もスムーズに進むことが多いです。
自分で無理やり話し合いを進めようとすると、良かれと思ってとった行動が、裏目に出てしまうこともあります。ご相談者のようなケースは、早めに刑事弁護士に相談することをお勧めします。
刑事弁護士との法律相談では、「強姦の示談交渉の意味は?」「強姦罪の示談の効果は?」「強姦罪の示談書の書き方は?」「強姦罪の示談金の相場はいくら?」「強姦罪の示談と恐喝の関係は?」などの疑問を解消することができます。