よくある刑事弁護士への相談の例
夫が強姦罪で田無署に逮捕された。
私は東京都板橋区に住む主婦なのですが、昨日、田無署の刑事さんが自宅に来て、「強姦事件のことで話を聞きたい」と言って、夫を任意で田無署に連れて行った後、夫はそのまま逮捕されてしまいました。自宅も家宅捜索され、夫の洋服と靴などが押収されました。
夫の逮捕については既に今朝の朝刊に報道が出ていて、『東京都西東京市田無町の路上で深夜歩いて帰宅途中の女性に乱暴をしたとして強姦の容疑で逮捕』という内容の記事が掲載されていました。
夫の職場は足立区で西東京市はまったく逆の方向ですし、そちらに行くような用事もないはずです。また、逮捕前の夫に不審な様子はまったく感じられませんでした。
私は夫と信じたいと思う一方で、証拠がなければ逮捕もされないはずですし、夫がそもそも容疑を認めているのかどうかもわかりません。ですので、事実を確かめようと思い、今朝、田無警察署に電話をしましたが、「捜査状況は教えられない。」と言われ、更に夫に会わせてほしいと申し入れたのですが、「それも無理です。今はまだ会えません。」と言われてしまいました。
夫とは友人の紹介で知り合い、2年前に結婚しました。現在、私のお腹の中には子供がいて、妊娠6か月になります。生まれてくる子供のことを考えると、とても不安でたまらず、どうしたらいいのかわかりません。とにかく夫には一日も早く帰ってきてもらいたいです。
もし刑事弁護士さんにお願いするとしたら、どのようなことをしていただけるのでしょうか?
刑事弁護士からの一行回答
強姦罪で逮捕されても、刑事弁護士であれば、強姦事件を穏便に解決することができます。特に、本件のように「とにかく夫には一日も早く帰ってきてもらいたい」という事情がある場合は、刑事弁護士を立てて対応するのがベストです。
新聞報道のとおり「深夜の帰宅途中の女性を強姦した」というのが真実であれば、本件が初犯でも実刑(刑務所行き)になる可能性が高いです。ご相談者が妊娠中であることを考えても、刑事弁護士を立てて、起訴される前に被害者と示談を成立させるなど、ベストな対応を尽くすことが望ましいです。
また、刑事弁護士との法律相談を受ければ、ご主人の強姦事件に関連して、「今回の強姦事件が不起訴処分で終わる可能性」「今回の強姦事件が執行猶予で終わる可能性」「強姦事件における示談金の相場」といった事項を知ることができます。