よくある刑事弁護士への相談の例
夫が集団準強姦罪で葛西署に逮捕された。
夫が集団強姦罪で逮捕され、現在、葛西署の留置場にいる件で、相談できる弁護士を探しています。
夫は大手食品メーカーに勤めており、自宅は名古屋なのですが、月1回本社会議に出席するために東京に出張します。会議はだいたい2日間にわたり行われるため、夫はいつも会社近くのホテルに一泊します。
今回の逮捕はその出張の際に起こした事件で、東京の葛西署の刑事さんが自宅にきて、夫は葛西署に連れて行かれました。
逮捕された翌日に、夫が警察署内から要請した弁護士さんから連絡があり、その弁護士さんを通して聞いた話なのですが、夫は先月の出張の際に、同僚と2人でバーに行き、そこで一緒になった20代の女性と飲んでいたそうです。その女性が酔いつぶれてしまい、放っておくわけにもいかないということで、夫たちは自分たちが泊まっているホテルに連れて帰ったらしいのです。そこで、夫と同僚はその女性が酔いつぶれていることをいいことに、乱暴を働いたということらしいのです。
女性は「目が覚めた時には衣服が脱がされており二人の男性から乱暴をされた」と警察に相談したことから、夫は逮捕されることになりましたが、夫は「会議で疲れていたこともあり相当酔っていたため一緒にホテルまで連れて帰った記憶はあるが、その後、どうなったかはまったく覚えていない」と言っているようです。
夫が逮捕され、私は何をどうすればよいのかまったくわかりません。
やはりこういった場合には弁護士さんを依頼したほうがいいのでしょうか?また、依頼した場合には、具体的にどのような弁護活動をしていただけるのでしょうか?
刑事弁護士からの一行回答
本件においては、刑事弁護士に弁護活動を依頼すれば、警察対応や相手方との交渉をすべて一任することができます。
本件のような事件では、まず、今後の方針として、強姦の成立を認めるのか、強姦の成立を否定するのかを固める必要があります。それにより、その後に続く弁護活動の内容が異なるからです。
強姦の成立を認めるのであれば、今後は、被害者の女性に謝罪と賠償を尽くし、示談を進めていくことになります。強姦の成立を否定するのであれば、その主張を裏付ける状況や証拠を集めていくことになります。
刑事弁護士との法律相談では、ご主人の集団準強姦事件に関連して、「強姦の成立を否定した方が良いのか?」「強姦の事実を認めた方が良いのか?」「集団強姦事件の対応で一番大切なことは?」といった疑問を解消することができます。