よくある刑事弁護士への相談の例
夫が集団強姦致死傷罪で町田署に逮捕された。
今朝、町田署の刑事が自宅にきて、夫が逮捕されてしまいました。突然のことでどうしたらいいか分からず、弁護士さんを探しています。
朝の7時頃、自宅のインターフォンがなり、私はちょうど子供たちの朝食を準備していたことから、夫に出てもらいました。しばらくすると、自宅の中に警察の方が入ってきて「ご主人さんは逮捕しましたので、しばらくは帰れないです。」と言って、裁判所から出た許可状という書類を見せられ、自宅の捜索がはじまりました。
私は、何が起こったのかわからず、警察の方に「夫が一体何をしたというのでしょうか?」と尋ねたところ、「数か月前に町田市内で起きた集団強姦事件にご主人さんが関わっていることがわかった。詳しいことは今から調べますから。」といわれました。「証拠はあるのですか?」と続けた尋ねたところ「証拠がなければ逮捕はしない。」と、夫が完全に犯人であるような言い方をされました。
更に「被害者の方はケガをして今入院している。これは重大な犯罪ですよ。」とも言っていました。それ以上の詳しい話は聞けませんでした。夫も既にパトカーに乗せられていて、夫にも何も聞くことができないまま夫は連れて行かれてしまいました。
夫はいったいどうなってしまうのでしょうか?夫が犯行を認めているのかもわかりません。
私たちの子供は小学1年生と幼稚園ですが、夫が逮捕されたということは理解していて、ショックを受けています。私も突然のことでどうしていいかわかりません。
弁護士さんにお願いすれば、事の詳細が明らかになりますか?また、夫がどうなるのかおしえてください。
刑事弁護士からの一行回答
本件のように「家族が警察に逮捕されたが、警察は詳しいことを何も教えてくれない」「逮捕された本人の言い分を知りたい」といった事情がある場合は、当事務所の初回接見サービスをお勧めします。
初回接見制度とは、弁護士を警察署の留置場に派遣するサービスのことです。この制度を使えば、ご相談者は、警察署で本人と直接面会した弁護士を通じて、ご主人の状況や捜査の現状を知ることができます。
仮に集団強姦事件で被害者に入院させるほどの怪我を負わせてしまったことが真実だとすれば、事態はかなり深刻です。初犯でも、相当長期の実刑判決(刑務所行きの判決)が下される可能性が高いので、事態改善のためには、スピーディーかつ慎重に対応する必要があります。
また、刑事弁護士との個別相談では、ご主人の集団強姦致傷事件に関して、「そもそも集団強姦とは?集団強姦が成立する場合の要件は?」「集団強姦と普通の強姦の違いは?どちらの方が重い罪?」「集団強姦と集団強姦致傷の違いは?刑罰にも違いが反映される?」といった疑問を解消することができます。