よくある刑事弁護士への相談の例
息子が準強姦致死傷罪で池袋署に逮捕された。
都内の私立大学に通う息子が4日前に準強姦致傷罪で逮捕され、現在池袋署の留置場にいます。息子は20歳で、自宅から大学へは通っています。
息子は基本外泊などする場合には必ず連絡をいれてくるのですが、その日は何の連絡もなく朝になっても帰ってこなかったことから、息子の携帯に電話をかけましたが電源が切れていました。私は息子が事故にでもあったのではないかと心配になり、警察署へ問い合わせましたが、息子が事故にあったなどという情報は得られませんでした。
息子は夕方になっても帰らず、心配を募らせていたところ、自宅の電話が鳴り、出てみると池袋署からでした。私は、「息子が事故に巻き込まれたのでしょうか?」と言うと、「いえ、息子さんは池袋署で逮捕しました。まだ、詳しいことは言えませんが、息子さんは一人暮らしの女性宅で飲み会をした後、酩酊した女性に乱暴を働いた上、ケガをさせました。現在、息子さんを警察署で取り調べていますので、すぐには帰すことはできません。」と言われました。
それを聞いて、まさか息子がそんなことをするはずないと思い、私は「息子は認めているのでしょうか?」と聞くと、「いえ、今のところはまだですが、これから取り調べます。」と言われました。
また、昨日、息子の勾留が決まりましたが、息子には「接見禁止がついているから面会はできない」と言われました。息子が現在、どのような取調べをうけどのように答えているのかもわかりませんが、息子がどうなるのか心配です。
息子がしたことはすごく重い罪になるのでしょうか?弁護士さんはいつの時点から動いてくれますか?
刑事弁護士からの一行回答
私選の刑事弁護士であれば、ご相談者は、いつでも好きなタイミングで弁護活動を依頼することができます。接見禁止が付いている場合であっても、刑事弁護士であれば被疑者と自由に面会をすることができます。刑事弁護士と被疑者の面会には、警察官は立ち会うことができません。二人は自由に思うところをやり取りすることができます。
準強姦致傷罪は重たい犯罪で、放置すれば初犯でも実刑判決(刑務所行きの判決)になる可能性が高いため、速やかに刑事弁護士を立てて対応することをお勧めします。
また、刑事弁護士との法律相談では、ご子息の準強姦致傷事件に関して、「そもそも準強姦が成立するための要件は?」「致傷ってどういうケースという?」「強姦致傷と準強姦致傷の違いは?」といった疑問を解消することができます。