よくある刑事弁護士への相談の例
メルパラで出会ったJKと援助交際した。
私は、都内の商社で勤務する33歳の会社員です。妻と小学2年生になる息子を名古屋に残し、1年前から東京で単身赴任をしています。
今回、私が行った女子高生との援助交際について相談したいことがあります。実は先日、板橋警察署の少年課の刑事さんから電話があり、「17歳の高校生と援助交際したよね?聞きたいことがあるから、板橋署まできて。」と言われました。
私が援助交際を始めたのは、東京にきて半年くらい経ったころからです。援助交際の相手は、「メルパラ」をいうサイトで、20代前半の女の子にターゲットを絞って見つけていました。ホテル代は私持ちで、女の子には1回あたり1~3万円くらい渡していました。
私は、サイト内で援助交際募集の掲示板を見つけては書き込みし、女の子からの返事がくれば会うということを何度も繰り返していました。待ち合わせ場所は女の子に指定してもらい、私は指定された場所まで車で迎えに行き、そのままホテルに移動してSEXをするという感じで、正確には数えていませんが、半年で20人以上の女の子と援助交際をしたと思います。
その子たちの中に、年齢を偽って女子高生が混ざっていたのかもしれませんが、実際20人以上とやっているのでどの子のことを刑事さんが言っているのかわかりません。きっと警察署に行っていろいろ聞かれたとしても、本名も知らないし写真を見せられても覚えている自信もありません。
その場合、警察の言うとおりに調書を作成すればいいのでしょうか?
また、家族や会社には迷惑をかけたくありませんが、その場で逮捕される可能性もありますか?
刑事弁護士からの一行回答
本件では、刑事弁護士を立てて対応すれば、面倒な警察対応をすべて一任することができます。取り調べは本人が受ける必要がありますが、警察署に意見書を提出したり、要望を出したりの手続きは、すべて刑事弁護士に任せることができます。
児童買春の罪においては、相手が「18歳未満である」と明確に認識していなくても、「18歳未満であるかもしれないが、それでもまあ構わない」という程度の認識があれば、犯罪の故意があると認定されてしまいます。
また、児童買春の罪は被疑者を逮捕して進めるケースが多いので、逮捕状が事前に発布されていれば、ご相談者のケースでも、その場で突然逮捕されてしまうことがあり得ます。あらかじめ刑事弁護士を立てておけば、急に逮捕された場合に備えて、色々と入念に準備をしておくことができます。