よくある刑事弁護士への相談の例
Shareを使って児童ポルノをやり取りした。
私は、大阪市天王寺区で一人暮らしをしている会社員です。児童ポルノの件で1週間前に天王寺警察署の人が自宅に来て、家宅捜査を受けました。
私は以前、「Share」を使って児童ポルノ写真や動画をアップロードしたことがあり、「その件での捜査だ」と警察は言っていました。
私は以前から児童ポルノが好きで、児童ポルノを見るとすごく興奮するので、パソコンの中にはポルノ動画や千枚以上の写真を保存しています。これだけ集めるのには3年以上かかりました。
ポルノ動画はだいたいネット上で集めています。写真については出会い系サイトに登録をして、そのサイト内で知り合った中学生や高校生の子たちに送ってしてもらったりしています。また、その子たちと直接会い、ホテルで私の用意した下着などに着替えてもらって撮影したこともあります。もちろん、今までは一人でこれを楽しんでいました。
しかし、友人が「こないだ『Share』を使って、エロい動画をダウンロードした。」と言うので、私は、「オレが持っている児童ポルノ動画のほうが絶対エロい」という話をしたら、「じゃあ、お前もアップロードしてみろよ。」と言われたので、私もコレクションの中からいくつかの写真と動画をアップロードしてみたのです。それがこんなことになるとは思ってもいませんでした。
1周間前の家宅捜索で、パソコンは押収されましたので、既にパソコン内の児童ポルノもすべて確認されているはずです。
今後、私はどうなってしまうのでしょうか。とても心配です。
刑事弁護士からの一行回答
本件に関して、刑事弁護士に相談をすれば、ご相談者の現状や今後の捜査の見込みを知ることができます。
今回のご相談者の行為には、児童ポルノを提供等した罪が成立します。児童ポルノの罪は、逮捕・勾留されて捜査が進められることが多いです。ご相談者についても、今後、証拠が固まり次第、逮捕される可能性があります。
この点、刑事弁護士を立てて対応すれば、逮捕そのものを防ぐことは困難だとしても、逮捕された後に、一日でも早い釈放を目指した弁護活動を受けることができます。
刑事弁護士は、被疑者・被告人の絶対の味方です。被疑者・被告人の正当な利益を実現することが仕事です。児童ポルノ犯罪のような、社会一般的には「下劣」「卑劣」「変態」と罵られる事件でも、刑事弁護士を立てれば、ご相談者に有利な弁護活動を受けることができます。