よくある刑事弁護士への相談の例
ファイル共有ソフトで児童ポルノを公開した。
私は愛媛県に住む会社員なのですが、私がインターネット上で児童ポルノを流出させたとして20日前ほどに広島県警の少年課の刑事さんが4人自宅に訪れ、家宅捜索を受けました。その際に、パソコン1台と外付けHDDの他に、携帯電話やインターネットの契約書及びプロバイダの契約書などが押収されました。
実は、私は1年ほど前から、ファイル共有ソフトを使用して児童ポルノを中心にしたものをダウンロードしていたのですが、私の知らないうちにダウンロードした動画が自動的にアップロードされる設定になっていたらしいのです。
私は「そのような設定になっていたことを知らなかった。知らなかったのだから悪くないと思う。」と刑事さんに必死に言いましたが、刑事さんは「そんなはずはない。わかっていてやったのだろう?」と責められ、「解析が終わったら呼ぶからその時に詳しく聞く。」と言われました。
パソコンの中には小学生の裸を盗撮したような動画や中学生くらい女の子がおじさんと性行為している無修正の動画など、30本くらいの動画が入っています。ダウンロードをしたのはおそらく100本以上あると思いますが、自分の気に入ったものだけを保存し、それ以外はすべて削除していました。
家宅捜索を受けてから3週間になりますが、警察からいまのところ連絡がありません。もし、会社にこのことが知られたら、クビになってしまいます。そう考えると毎日不安で仕事も手につきません。
もし弁護士さんにお願いした場合、会社にばれないようにうまく対応をしてもらえますか?
刑事弁護士からの一行回答
刑事弁護士に弁護活動を依頼すれば、会社対応を含め、煩雑で複雑な対応や手続きを、すべて担当の弁護士に任せてしまうことができます。
会社に事件を知られないためには、逮捕されないことが大切です。この種の事件では、一度逮捕されてしまうと、20日前後は留置場に入れられてしまうことが多いからです。そうなると、会社に事情を伝えるのが難しくなります。
逮捕されないためには、捜査の早い段階で刑事弁護士を付けて、捜査機関に対して、積極的かつ説得的に「公開設定になっていたことを知らなかった」ことを説明することが有効です。当事務所の刑事弁護士であれば、この点について、ご相談者様と同種の案件を、逮捕されることなく不起訴処分に持ち込んだ実績があるため、安心して事件を任せることができます。
また、仮に逮捕されてしまったとしても、刑事弁護士や家族らと事前に打ち合わせを詰めておけば、会社に事件を知られずに最後まで乗りきれるケースもあります。より詳しい対応策は、刑事弁護士との法律相談で直接聞くことができます。