よくある刑事弁護士への相談の例
難波駅で元交際相手と口論になり傷害を追わせた。
先週、難波駅で、元カレに怪我をさせてしまいました。元カレはすごく怒っていて、「慰謝料を払え、払わないなら、訴えてやる」と脅してきました。
元カレと私は1年くらい前に、合コンで知り合って、付き合い始めました。しかし、彼はすごく束縛してくる人で、毎日何十回も電話やメールをしてきたり、私がバイト先の男性の先輩とシフトの相談をしているだけで、「何の話をしてたの?」としつこく聞いてきました。それが、だんだん負担になってきたので、4か月くらい前に、私から別れてほしいと言って、別れました。
その後、彼から「別れたくない」「もう一度話し合おう」という電話やメールが来たのですが、着信拒否にしました。また、バイト先のファミレスの前で待ち伏せされた時は、バイト仲間で友達のA子から「これ以上しつこくしたら、ストーカーで訴えるよ」と言ってもらったので、あきらめたようでした。
それからは、彼と会うこともなかったので、安心していました。しかし、先週、偶然に、彼と難波駅のホームで会いました。彼から話しかけてきましたが、もう関わり合いたくなかったので、無視していたら、しつこく話しかけてきて、馴れ馴れしく体に触ってきたので、「触らないで」と言って、持っていたカバンを振り回して、彼を殴ってしまいました。ちょうど金具の部分が、顔に何回も当たってしまったようで、彼は鼻血が出ており、口からも血が出ていました。
彼はすごく怒っていて、「慰謝料を払え、払わないなら、訴えてやる」と言ってきました。私はまだ成人したばかりの大学生で、そんなにお金に余裕がないので、高額な示談金は払えません。親にお願いすれば出してもらえるかもしれませんが、あまり心配をかけたくありません。
でも、今は就職活動をしていて、前科がついたら内定がもらえないんじゃないかと心配です。刑事弁護士にお願いしたら、事件を穏便に解決してもらえますか?
刑事弁護士からの一行回答
刑事弁護士に弁護活動を依頼すれば、内容がややこしい事件、ややこしい人が相手方の事件でも、比較的、穏便に解決できることができます。経験値の高い刑事弁護士であれば、これらの事件・相手方の対応に慣れているからです。
ご相談者の件は、まだ警察が介入する前の段階なので、前科が付く/付かないの心配は、現時点では不要です。ただ、将来的に、相手方が診断書を持って警察に駆け込む可能性があり、警察が届け出を受理すれば、傷害罪として捜査が進められる可能性があります(事の経緯を客観的に見れば、警察が被害届を受理する可能性は低いですが、届け出の受理は被害者側の言い分に基いて行われるので、相手が何をどう言うか次第で、被害届けが受理される可能性は否定できません。)。
この点、刑事弁護士を立てれば、煩わしい相手方との交渉を、すべて弁護士に一任することができます。もうあなたは相手と合う必要はありません。感情的なトラブルを蒸し返すことなく話を進めることができるので、事件を穏便に解決したいのであれば、刑事弁護士を立てて対応するのがベストです。