よくある刑事弁護士への相談の例
秋葉原駅で他の乗客を足蹴りして傷害を追わせた。
秋葉原駅で、人を蹴って怪我をさせてしまった件で、弁護士さんに相談させてもらいたいと思っています。
先週の金曜の夜遅くに山手線に乗っていたら、同じ車両に、座席から足を投げ出すような格好で、うとうとしている30歳くらいの男性がいて、席の両隣にアニメかアイドルのグッズをつめこんだ紙袋を置いて、席を占領していました。
その日、私は同僚とお酒を飲んだ帰りで、酔っていて気が大きくなっていたのと、この男性が投げ出した脚が邪魔だったので、思わず「脚が邪魔だ」と言って、男性の脚を蹴ってしまいました。男性が驚いて起きたので、紙袋が倒れて、電車の床に中身が出てしまいました。
男性は、床にしゃがんで、慌てて拾い集めましたが、私は自分に対する謝罪の言葉がなかったので、さらに腹が立って、「いい年して、そんなもん集めて、お前はオタクか」「オレに謝罪はないのか」と言って、男性をさらに数回蹴りました。一緒にいた同僚のSも、それに便乗して、男性を数回蹴っていました。
私とSのどちらの脚か分からないのですが、男性の鼻のあたりを蹴ってしまい、男性が鼻血をこぼし始めたので、それまで見て見ぬふりをしていた乗客の女性が、慌ててハンカチを出して、男性に渡しました。また、他の乗客が秋葉原で電車が止まった時に、駅員を呼び、私達と怪我をした男性は、駅員と一緒に駅員室に連れられて行きました。
この時には、酔いがさめて「大変なことをしてしまった」と思い、駅員から治療を受けている男性に「申し訳ありません。治療費と服のクリーニング代を支払います」と言って、私とSで2万ずつ出して、4万円を差し出しました。しかし、男性はひどく怒っており、受け取ってもらえませんでした。
その後、私とSは万世橋警察署で取調べを受け、妻に迎えに来てもらって、帰宅しました。
警察からは、傷害事件だから、また呼び出すと言われています。なんとか穏便に事件を解決する方法はないでしょうか?
刑事弁護士からの一行回答
ご相談者が起こした今回の傷害トラブルを穏便に解決したいのであれば、刑事弁護士を立てて、示談交渉を進めるのがベストです。
まず、刑事弁護士を立てれば、捜査機関から相手方の連絡先を入手することができる場合が多いです。捜査機関も被害者本人も、加害者には連絡先を教えたくないが、弁護士であればよい、というケースが多いからです。
また、刑事弁護士を立てれば、その後の示談交渉をすべて弁護士に一任することができます。代理人である弁護士が間に入れば、示談交渉も感情的にならずに、上手にまとまることが多いです。
個別の事案に応じたより詳しいアドバイスは、私たちが主催する刑事弁護士相談までご来所ください。担当の刑事弁護士から、直接、話を聞くことができます。