当ページ内で紹介する事件には、2017年7月13日の改正刑法施行前の事件も含みます。
不正アクセス事件で逮捕されたものの、ALPCの弁護活動により不起訴で事件を終えられたご依頼者の体験談と刑事弁護士の解説です。ご依頼者には、他の弁護士事務所の中で最も親身な対応と弁護活動の成果について、高い評価をいただきました。
4つの弁護士事務所に相談したが、一番親身になってくれました。
不正アクセス事件のご依頼者の直筆体験談(No.T25075)
事件が起きた際、4つの弁護士事務所に相談し、ALPCさんに決めました。
結果的に正解だったと思いました。
人生初の取調べも、弁護士さんに同行してもらい、落ち着いた形で対応出来、警察の色々な質問、状況も逐一相談できたのが良かったです。おそらく刑事的には軽いものだったのですが、4つの事務所のうち一番親身になってくれたのがALPCさんでした。
本当にありがとうございました!
本件の概要
弊所クライアント(自営業、40代男性、前科なし)が、以前の会社に勤務していた際、会社社長のIDとパスワードを無断で利用してメールサービスにログインするなどした事案です。
本件の刑事弁護士の活動内容と結果
クライアントは、弊所の弁護士との法律相談を複数回重ねられた後、弊所に弁護を依頼することを決められました。
クライアントは警察から何度も取り調べに呼び出されました。クライアントは警察署へ出頭すること、また取り調べで刑事から厳しい追及を受けることに対して、非常に不安感を抱いておられました。1人で取り調べを受けるのでは、自分の言い分をしっかりと主張できない不安がありました。
そこで、担当弁護士は受任後、クライアントと連絡を密に交わすことで、不安を逐一解消しました。また、クライアントが取り調べで呼び出されるたびに、警察署に赴いて取り調べに付き添いました。その結果、クライアントは落ち着いて取り調べを受けることができ、会社の不正を明らかにしたかったというご自身の言い分を最後まで貫くことができました。最終的な処分も不起訴となり、クライアントの言い分が認められました。
本件のポイント
クライアントが正当な言い分を持っている場合でも、取り調べ室という非日常的な空間で取調官と向き合っていると、言い分を思ったとおりに話せないことがしばしばあります。そのような場合、何回も打ち合わせを重ねた弁護士に取り調べに付き添ってもらうことで、取り調べ室に入った後でも安心することができます。その結果、自分の言い分を適切に話しやすくなるのです。
本件事案でも、不起訴処分になる上では、クライアントが他人のメールサービスにログインした目的は、以前勤めていた会社の不正を明らかにするためだったという点が重要でした。担当弁護士が取り調べに付き添ったことで、クライアントはこの点の言い分を十分に話すことができ、不起訴処分を勝ち取りました。