よくある刑事弁護士への相談の例
夫が高田馬場駅の戸塚署に盗撮で検挙された。
私の夫のことで相談があります。実は、夫が数日前、電車内で盗撮をして戸塚警察署で取調べをうけました。
夫は大手電機メーカーの営業部係長で、いつも自宅の最寄り駅である東京メトロ東西線西船橋駅を利用し電車で会社まで通勤しています。
その日は取引先に寄ってから会社に向かうということで、いつもより少し早い電車に乗るために自宅を7時すぎに出たのですが、私がちょうど夕飯の準備をした時に、自宅の電話が鳴り電話をとると、「戸塚警察署からですが、ご主人さんが電車内で盗撮をしたので、戸塚警察署まで迎えにきてください。」という電話がありました。私はまさか夫が盗撮などするはずないと思いながら、慌てて戸塚警察署まで夫を迎えに行きました。
夫と一緒に帰宅した後、夫に事情を聞いたところ、夫が盗撮したことは間違いないとのことでした。夫の話によると、夫は電車に乗るとすぐに盗撮をはじめたそうで、座席に座ると動画モードに設定したスマートフォンを股間の間に置き、その上に鞄を乗せてスマートフォンを隠し、向かいにいた20代くらいの女性のスカート内を撮影したらしいのです。
盗撮を始めてから15分すると近くにいた男の人に腕を掴まれ高田馬場駅で降ろされると駅事務室に連れて行かれて、駅員さんが警察を呼んだそうです。夫は、そのまま警察署で取調べをうけることとなり、何通か書類を作成したそうです。
夫には余罪や前科はなく、軽い気持ちで盗撮行為に及んでしまったらしいのですが、今はとても反省していて被害者の方への謝罪を望んでいます。夫を何とか助けたいと思い、弁護士さんに相談すれば何か解決の糸口が見えるのではないかと思いご連絡しました。
まだ、家のローンもあるため夫がクビになると困ります。会社にバレずに不起訴になる方法はありませんか?
刑事弁護士からの一行回答
盗撮の容疑者として検挙された場合、刑事弁護士を立てれば、不起訴に向けた示談交渉や、会社・上司との対応を、すべて担当の弁護士に一任することができます。
本件のように、「盗撮の被害者に謝罪をしたい」「会社に盗撮したことを知られたくない」「不起訴になりたい」といった事情がある場合は、できるだけ早い段階で、刑事弁護士を立てて対応するのがベストです。
刑事弁護活動によって被害者と示談が成立し、不起訴処分を獲得することができれば、盗撮初犯者のご相談者には前科は付きません。前科が付かずに無事事件が終了すれば、その後の社会復帰や職場復帰もスムーズです。
刑事弁護士との個別相談では、「実は盗撮の余罪がたくさんあるのだけど、どうしたらよい?」「盗撮で検挙されたことは、周りの人たちに知られる?」といった個人的な悩みを、秘密厳守で相談することができます。